システムのセットアップ(Set up your system)
EthoVision XTには、トライアルリストの設定から結果の公開まで、実験全体に役立つ機能が含まれています。
テンプレートとトライアルリスト(Experiment Templates&Trial list)
実験を開始する時は、ゼロから構築するか、またはあらかじめ定義されたテンプレートを使用します。 これにより、例えばアリーナの定義など多くの時間を節約できます。
テストの最初のステップは、すべてのテスト対象のトライアルリストの定義です。 こえは実験を追跡するのに役立ち、データの選択と分析にここで定義するすべての独立変数(年齢、治療グループ、性別、識別番号など)があるため、後でも便利です。 このデータは、Microsoft Excelなどの既存のデータベースからコピーして、手動で入力することもできます。
検出設定(Detection settings)
検出はEthoVision XTの中核となります。ビデオ・トラッキングは動物が検出される精度と同等に強力であるため、検出方法は非常に重要となります。EthoVision XTの検出が非常に強力な理由はいくつかあります。 1つは、これらの設定が完全に自動化されていること、もう一つは、それが4つの異なる検出方法に基づいているということです。
アリーナの定義(Arena definition)
EthoVision XTは、レコーディングされたビデオファイル、またはアリーナの上に設置されたカメラからのライブフィードを使って追跡します。 オープンフィールドやラジアルをはじめ様々な形の対応し、内外のゾーン、避難所がある場所、餌や飲み物のエリア、迷路のアーム、斬新なオブジェクトなど、関心のあるゾーンを指定することもでき、描画ツールを使用すると簡単です。これをアリーナの定義と呼び、EthoVision XTは、この情報をすべて後でデータ選択と分析に使用します。
ダニオビジョンの場合、ウェルプレートのゾーンの定義は自動的に行われます。 これは、6,12,24,48、および96ウェルプレート(正方形または円形)に対して、各アリーナを別々に描く必要はありません。
“EthoVision is able to detect and quantify mouse behavior in an unbiased way, better than biologists seeking answers to scientific questions.”
DR. D.P. MOHAPATRA | WASHINGTON UNIVERSITY SCHOOL OF MEDICINE, USA