EthoVisionXT

エソビジョンXT9

ビデオ行動解析システムとして、世界的に確固たる地位を築いたエソビジョンXT。
満を持して、最新バージョンの9をリリースしました。
今回は次のようなアップグレードがなされています;
1) バッチ・アクイジション
…「ビデオファイルを先に作っておいて、それを後でまとめてエソビジョンXTで解析したい」。このような場合、これまでは「ビデオファイルを1つずつ、解析ボタンを押す」作業が必要でした。長時間のデータを何本も、ということが大変困難でした。
新しいバージョン9では、「バッチ処理」ができるようになりました。あらかじめ解析したいビデオファイルと、「どの設定で解析するか」を事前に決めておけば、あとはエソビジョンXTが「夜を徹してでも」解析してくれます。

2)「フリージング」の特定 (アクティビティ・ディテクション)
…動物が「ただ動かずにいる」ことは、必ずしも「フリージング」を意味しません。そこでエソビジョンXT9では、まったく新しいメソドロジーを導入してこれに対応しました。下記の動画をご覧ください:



これは、「単純に動かない」VS「フリージング」の違いを、「ボディの重心点が動かない」VS「ボディ自体が動かない(体表面に変化がない)」ことに分けてロジック化したものです。これにより、さらに「フリージング」あるいは強制水泳時におけるデータの信頼性が上がりました。

3) 30日間無料トライアル
…各種のマイナーチェンジや安定化など、さらに使いやすくなったエソビジョンXTバージョン9。今なら30日間の無料トライアルでお試しいただけます。
ご希望のお客様は、こちらから「無料トライアル希望」にチェックを入れてお知らせください。

ビデオ行動解析システム(ビデオトラッキング・システム ; Video Tracking System)とは

ビデオ行動解析システムとは、カメラからのビデオ映像やビデオファイルの映像をもとにして追跡対象である動物(マウス・ラット・昆虫・魚類など)を検出・特定し、独自のビデオテクノロジーでこれを追跡、最終的に「運動量(移動距離)、速度、特定エリアへの進入回数やトータル時間、ボーダー横切り回数、軌跡の蛇行性、制動時間対比…などのパラメータを自動計算する大規模ソフトウェアをベースとするシステムです。

PointsEVXT

いっぽう、行動解析の古典的な実験系である「水迷路、高架式十字迷路、ゼロ迷路、オープンフィールド、放射状迷路、強制水泳、Y字迷路、ソーシャル実験…」などといった系にも、新機能の実験ウィザードにより、実験のビギナーの方も強力にサポートします。

Wizard02Wizard01

※ウィザードの構成図。左図では、追跡対象となる動物の種類を、右図では実験系を選択できるようになっており、初期のセットアップをサポートします

(1) テンプレートによる簡単なセットアップ

テンプレートとウィザードの実際の使用例を、下記の動画でご覧いただくことができます。


この映像は、エソビジョンXTを使用しての水迷路(ウォーターメイズ)試験です。
水迷路の形状やマウスの色など、設定に必要な項目を、ウィザードに答えてゆくだけで完了できます。

(2) 3点追尾と複数個体追跡

現在では、新奇物体探索試験(ノベルオブジェクト・レコグニション・テスト)など、マウス・ラットの「鼻先位置を特定する必要のある試験」が一般的になってきました。

下記の映像は、エソビジョンXTによる社会性行動(ソーシャル・インタラクション)テストの様子です。エソビジョンXTがラットのボディから3点を抽出し、モデリングし、2つの個体を識別している様子がご覧いただけます。

マウス・ラットの鼻先同士の接近を見ることにより「ノーズtoノーズ」を、また鼻先とテールベースの接近を見ることにより「(ジェニタル)スニッフィング」を、それぞれ観察することができます。

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