Pharmacology

 

◇ 各種迷路実験 (マウス・ラット類)のお客様

Mazes

 

TemplateエソビジョンXT(EthoVision XT)をお選びください。

エソビジョンXTは、さまざまな迷路実験の「テンプレート」をデフォルトで装備しています。初めてのお客様でも、このテンプレートに基づいたウィザードに答えて設定してゆくだけ。

エリア設定も統計解析項目も追跡方法も、すべて最適なものが選択されています。これらの実験は比較的長い歴史を持ち、そのノウハウや方法論がある程度確立しており、ここから逸脱した実験では論文に掲載しても説得力を持たせることが困難です。しかしながらエソビジョンXTはこれらの基本をきっちりと網羅しており、しかも「エソビジョン」(EthoVision)という固有名詞そのものが、すでにワールド・スタンダードになっているため、信頼性も折り紙付きです(例えば学術系検索サイト「Google Scholar」において「EthoVision」と検索した際のヒット数は、他の類似製品の比ではありません)。※リンク先は、今現在のGoogle Scholarにおける「EthoVision」をキーワードにした検索の結果です
もちろん、実際にお客様のラボ環境に合わせて設定内容の修正や手直しは必要になりますが、すべて「ゼロから構築する」ことを思えば、費やす時間とエネルギーは比較になりません。

いっぽう、ゼロ迷路や新奇物体探索試験(ノベルオブジェクト・テスト)など、新しい実験系も日々に構築され、認知を受けて一般的になってゆきますが、ソフトウェアのバージョン・アップに意欲的なエソビジョンXTは、新しいバージョンをリリースするたびにこういった新しい実験系のノウハウも積極的に採り入れているのです。

エソビジョンXTがそのテンプレートに含む迷路実験系、およびその際必要なソフトウェア・モジュールを下記に列挙します;

実施可能なテスト
必要なソフトウェア・モジュール(迷路などの外部ハードウェアを除く)

バーンズ・メイズ(バーンズ迷路試験)

ベース・モジュールおよびマルチ・ボディポイント・モジュール
プラス・メイズ・テスト
(高架式十字迷路試験)
ベース・モジュール
ゼロメイズ・テスト
(()字型迷路試験)
ベース・モジュール
Tメイズ・テスト
(T字型迷路試験)
ベース・モジュール
モリス・ウォーターメイズ・テスト
(モリス水迷路試験)
ベース・モジュール
Yメイズ・テスト
(Y字型迷路試験)
ベース・モジュール
ラジアル・アーム・メイズ・テスト
(放射状迷路試験)
ベース・モジュール
(専用迷路ハードウェアをコントロールする場合はTHCMモジュール)
オープン・フィールド・テスト(円型)
ベース・モジュール
オープン・フィールド・テスト(角型)
ベース・モジュール
強制水泳テスト
ベース・モジュール
ロングターム・ホームケージ・テスト
ベース・モジュールおよびフェノタイパー
ソーシャル・インタラクション・テスト
ベース・モジュールおよびソーシャル・インタラクション・モジュール

上記のテンプレートに掲載されていない試験でも、下記に対応可能です;

実施可能なテスト
必要なソフトウェア・モジュール(迷路などの外部ハードウェアを除く)

ノベルオブジェクト・レコグニション・テスト
(新奇物体探索試験)

ベース・モジュールおよびマルチ・ボディポイント・モジュール
フェア・コンディショニング・テスト
(恐怖条件付け試験)
ベース・モジュール
ホールボード・テスト
ベース・モジュール
プレイス・プレファレンス・テスト
ベース・モジュール
テイル・サスペンション・テスト
ベース・モジュール
マルチチャンネル・テスト
(上記テストを複数チャンネルで行う場合)
上記モジュール+マルチ・アリーナ・モジュール

もちろん、ご導入いただいたお客様の場合は、ソフィア・サイエンティフィック熟練のスタッフが初期設定・データ出しまでをお手伝いさせていただきます。

エソビジョンXTの詳しい機能詳細は、製品ページをご覧ください;

◇ 歩行解析実験のお客様CatWalk XT

キャットウォークXT(CatWalk XT)をお選びください

キャットウォークXTは歩行解析専用に開発された、ハードウェア・ソフトウェア一体型のシステムです。煩わしいセットアップも必要なく(もちろん、スタッフがセットアップと初期設定をすべて行います)、すぐにデータ出しの環境が整います。お客様は、動物のトレーニングとデータの収集・解析に専念していただけます。

従来、BBB解析やフォン・フライ・テストなどの手法で研究されてきた障害・疾病に、クラシックでありながらダイナミック で最先端の映像テクノロジーを組み合わせたキャットウォークXT。さらに、ハイ・スループットに耐えられる試験性・信頼性をあわせ持っています。すでに世 界各国で多くの論文が発表され、日本のお客様もこの最新バージョンをご使用になり、優れた成果をお出しいただいています。

トライアル(短期レンタル)とデモンストレーション

最新バージョンのキャットウォークXT8.0は、実際のご購入に際してもユニークなシステムを持っています。
当然のことながら、この規模の製品を実際にご試用なさらずにご購入いただこうなどとは、私たちも考えておりません。

そこでソフィア・サイエンティフィックでは、協力会社とのコラボレーションにより、実際にキャットウォークXT実機を使用してのデモンストレーション、そしてご要望に応じてのトライアル短期間レンタルにもご対応させていただきます。もちろん、専門のスタッフが出向いてのオンサイトでの設置・お取り扱い説明などがすべて含まれておりますので、ご安心いただけます。

キャットウォークXTの詳しい機能詳細は、製品ページをご覧ください

◇ 強制水泳・テールサスペンション試験のお客様

?

エソビジョンXT(EthoVision XT)をお選びください。Pixels

上記のビデオ映像は、実際にエソビジョンXTが動画からラットを検出している場面です。黄色に示された部分がエソビジョンXTが検出したボディ部分。

ここからエソビジョンXTは、次の作業を行います;

(1) ラットの映像を、各フレーム(フィルムのコマ)ごとに順次並べます
(2) 隣接する2つのフレーム(コマ)において、黄色部分を比較し、その「重複部分」を検出します(面積・ピクセル数;右図黄色部分)
(3) 「重複する部分」のパーセンテージが多きいほど、ラットは「動いていない」と判定でき、逆に重複部分が少ないほど、「動きが激しい」と判定することができます。


これがエソビジョンXTが強制水泳において動きの激しさを判定するアルゴリズムです(このパラメータを「モビリティ」(Mobility)と呼んでいます。
その結果を示したのが下記の映像です。
再生されるビデオ映像の上部に、緑色のバーが示されています。最も濃い緑が「動き・弱」で、迷彩色が「動き・中」、そして明るい緑が「動き・強」です。

もちろん、これらの判定結果が「目視の結果と異なる」ようでしたら、これら3段階を区分するスレッショルド(閾値)を変えることで、最もナチュラルな値を新しく設定することができます。これにより、目視に近い結果を自動判定できるようになり、膨大な時間のかかる検証作業も自動化することができる、というわけです。

いっぽう、「テールサスペンション実験」の場合。
この場合も、動きの激しさを見るのが主眼ですから、強制水泳同様に「モビリティ」のパラメータを利用します。
さらに、エソビジョンXTはモビリティと独立して「エロンゲーション」(Elongation)という解析パラメータを持っています。これは、「動きの激しさ」ではなく、「身体の伸張」を見るパラメータです。これもテールサスペンション実験には欠かせない解析項目ですが、エソビジョンXTは「ベース・モジュール」において、これらの機能を標準で装備しています(オプションのアドオンを追加する必要はありません)。


エソビジョンXTの詳しい機能詳細は、製品ページをご覧ください。

◇ 昼夜長時間実験(サーカディアン)のお客様

(1) 運動量を観察されるお客様Circadian

エソビジョンXT(EthoVision XT)フェノタイパー(PhenoTyper)をお選びください

フェノタイパーは、ホームケージに3種類の照明(赤外1種+可視光2種)、そしてカメラを組み込んだ統合型ホームケージです。しかも16台までのマルチチャンネルを1台のエソビジョンXTでコントロール/データ収集が可能。
昼夜を問わずエソビジョンXTの優れた追跡能力で、総運動量(移動距離)、シェルターへの退避頻度および時間累計、(複数固体の場合)社会性活動時間などの行動パラメータを非常に正確に算出します。


実験内容の詳細、昼夜実験(ホームケージ・アセスメント)の映像等は、フェノタイパーの製品ページをご覧ください。

(1) 摂食量・飲水量を観察されるお客様

MBRose社HM-02システムをお選びください

Homecage「運動量・移動距離を正確に計測する必要はないが、アクティビティの有無と、何より摂食量・飲水量を正確に計測したい」というお客様は、MBRose社のHM-02システムをお選びください。

電子タグを用いることにより1つのケージで複数固体の動物を観察することができ、摂食・飲水の頻度と消費量をデータ蓄積してゆきます。

システムは、一度セッションに入ってしまったら何週間も続くことを想定されてデザインされており、そのため「次回フタを開けるのが数週間後」というようなケースでも、システムのメインテナンスは最小限に抑えることができます。

例えば左図のラック入りシステムは6チャンネルですが、1つのシステムに8個体を混在させるとして、合計48個体のデータを、このコンパクトなシステムで獲得することができるのです。

しかもデータの推移はネットワーク経由で遠隔地からもアクセス可能。
特に省エネ・省スペースを志すスクリーニング実験にはこれ以上適したシステムはありません。

HM-02システムの詳しい機能詳細は、製品ページをご参照ください

 

◇ 投薬効果・スクリーニングのお客様

ダニオビジョン(DanioVision)をお選びくださいDanioVision

ノルダス社のダニオビジョンは、ゼブラフィッシュ(Danio Rerio)をはじめとするダニオ類やメダカの稚魚、最大96個体の行動観察に焦点を絞ったシステムです。

ゼブラフィッシュは飼育が容易で、スクリーニングにはうってつけのサンプルです。汎用の96穴ウェルプレートを用い、専用デザインされたシャシはカメラや照明装置、環流用インレット・アウトレットを装備するなどのオールイン・ワンのハードウェアに、解析ソフトウェアは世界の「エソビジョンXT(EthoVisionXT)」を贅沢に使用。この上なく簡便でありながら、この上なく正確で多様なデータを収集・解析することができます。1度のトライアルで96個体を処理できますので、スクリーニングとしてはこの上なくパワフル。しかも単純な運動量はもとより、他にも必要に応じてエソビジョンXTの160にも及ぶ統計解析パラメータが利用可能ですので、「大量処理の代償として、得られるデータ・パラメータ量が減る」という心配もありません。

ダニオビジョンの詳しい機能詳細は、製品ページをご参照ください

マウス・ラットを用いたスクリーニング実験の場合、フェノタイパーあるいはHM-02システムをお選びください。

フェノタイパーは運動量専用デザイン、HM-02システムは摂食量・飲水量用デザインの製品です。いずれもマルチチャンネルを構成可能で、HM-02システムなら1つのケージに最大8個体のマウスを群飼いすることもできます。

詳細な情報は、それぞれ製品ページをご参照ください。

いずれのアプリケーションの場合も、詳細なご説明やプレゼンテーション、あるいはデモンストレーション等がお要りの場合には、こちらからソフィア・サイエンティフィックへお問い合わせください。
また同様に、「映像はファイルとして手持ちがあるのだが、これが『実際にどう解析されるのか』を見てみたい」というお客様、同様にソフィア・サイエンティフィックへ映像をお送りください。サンプル解析ののち、結果をレポートとしてご返送いたします(いずれも無料ですので、どうぞお気軽にご依頼ください)。