Human Factor

◇ 消費者行動に関するヒューマン・ファクター関連のお客様

ジ・オブザーバーXTビデオをお選びください

消費者行動・労働効率を分析するには、理屈抜きにとにかくそれらの人々の行動を詳細に、微に入り細に入り観察・記録する必要があります。
残念ながら、このプロセスを自動化することは、現時点では限界があります。ここで必要になることは、「自動判定できない、あるいは計測器で計測のできない行動を記録する」ことだからです。コンビニでお買い物をする消費者の行動はそもそも予測不能ですし、工場で作業する作業員の行動は、規定されているとは言うものの、その動きの効率を自動判定することはとても困難です。

そんなとき、ジ・オブザーバーXTビデオはとてもパワフルなツールになります。観察対象となるビデオ映像をソフトウェアに読み込み、これを時に超スロー再生しながら、ひとつひとつ記録してゆくことができるツールなのです。そして、あるイベントが発生しこれを記録するときには、手作業の場合「ビデオをポーズする」→「記録を取る」→「再度ビデオ再生を開始する」という3つのプロセスが必要になりますが、ジ・オブザーバーXTビデオなら、ソフトウェアで「記録ボタン」を押すだけでこれらの動作を行うことができます。

記録を取ることは自動化できないが、その他の煩わしいルーティン・タスクはできる限り自動化する」というコンセプトのもとに開発された「行動解析専用ツール」こそがジ・オブザーバーXTなのです。

※このビデオの詳細画面を、静止画としてこちらにご用意しました(別ウィンドウが開きます)

この映像は、オランダのあるビュッフェレストランです。 実はこのレストランは、ただのレストランではありません。
ユーザビリティ・レストラン」別名「未来のレストラン」と呼ばれ、レストランの至る所にカメラが設置され、あらゆる部位でのお客様の行動を撮影できるようになっています(余談ですが、お客様は当然事前にその事実を知らされ、了承した上で入場します)。

Labそしてレストランの中枢部には「オブザベーション(観察)ラボ」があります。お客様の行動は、ここで解析されるわけです。

それでは実際に、このビデオを観てみましょう。
レストランがオープンし、順次お客様が入場します。
お客様の名前までは分かりませんので、ここでは単純に番号で示されています(もちろん、性別や憶測年齢などを加味して設定することも自由自在です)。
このお客様達がどんな行動を取り、どんな料理を取っていったのか。その行動に戸惑いはなかったか?(もしも戸惑いがあれば、それはすなわちレストランの要改善点となるわけです。人気メニューは何か?等々…。

このように、あらかじめ「お客様のどんな行動にフォーカスを合わせるか」によって、レストランの課題とその解決策が変わりますが、どんなポイントにもフォーカスを合わせて観察・分析することができる、というわけです(ですから、「1本の同じ映像」を見ても、観察対象となる行動を変えることによって、まったく異なった問題点が浮き出ることが、よくあるのです)。

このようにして、実際に消費者の行動を観察・記録し、これを統計処理にかけることによって、それまでまったく気づかなかった問題点を発見することができ、これは例えば同じレストランでアンケートを取るよりも、消費者の深層心理を反映させることができるのです。

◇ 労働効率に関するヒューマン・ファクター関連のお客様

次の例は、「工場の労働者の労働効率」プロジェクトです。

※このビデオの詳細画面を、静止画としてこちらにご用意しました(別ウィンドウが開きます)

この映像では、作業員の作業の様子が撮影されています。
ビデオは1/5スピードでスロー再生され(ジ・オブザーバーXTは通常のビデオファイルでも、最遅1/25倍速での再生が可能です)、あらかじめ規定された「肩の動き」、「ヒジの動き」「手首の動き」などが発生するたび、それを記録してゆきます(このときの設定項目の詳細は、こちらにあります。これはあらかじめプロジェクト立ち上げの時点で、熟練工とのディスカッションやプロフェッショナルの考察などをもとに規定します)。

このようにしてデータを積み上げ、「作業員のスキルを形成する要素は何か」という本質的な要素を特定し、それを向上させるためのポイントを探し出し、すべての作業人に周知させる、あるいはトレーニングをすることで労働効率や作業効率を上げ、生産性の向上へと結びつけます。ジ・オブザーバーによる観察・分析プロジェクトには時間を要しますが、その後効率化される現場の作業の生産性を考えれば、一度ラインを止めてでも、取り組む価値のあることが分かります。

このようなアプローチはオフィスワーカーの労働効率や、医療現場での医師や看護師の動き、複雑なコクピットを操る飛行機の操縦士の操作スキルの研究などに応用できます。

◇ スポーツ科学関連のお客様

スキルが要求されるものとして、スポーツを避けて通ることはできません。
Cycling
この画像はサイクリングの模様で、ヘッド搭載型カメラの映像も取り込んで、さらに速度計・加速度計・高度計のデータまで取り込んでいます。
このような大変高度な分析をするツールは他にありません。

また、サッカー、野球、フットボール、ラグビーなどの戦略(選手の配置、ポジションによる特殊技術、相手のクセ、など)を、ビデオを用いて有効に解析し、その結果を選手達へのトレーニングへ反映させる、というようなことは、すでに欧米ではスポーツ科学として、当たり前のように行われています。

また、テニスのような個人スポーツにおいても、配球やスコアによる戦略の変化などの分析に行われるほか、相手選手のクセを解析するようなことも、プロの世界では当然の如く行われています。